皆さんこんにちわ、アナフィラキシーショックと20年弱付き合っている コームズ(@koumuzuch)です。
前回「アナフィラキシーショックの原因・症状」を紹介しました。
その記事中でもチラッと紹介しましたが、
実は私、中学生の時に「アナフィラキシーショック」で死にかけたことがありますw
今回はその時「『私が体験した症状』と『学んだこと』」を記事にしようと思います。
目次
私が体験したアナフィラキシーショック症状をご紹介
私がアナフィラキシーショックを起こした時の「行動内容」と「症状」をご紹介します。
どんな「行動」をして、どんな「症状」が出たのか。皆さんの参考になれば幸いです。
あ、ちなみに私はアナフィラキシーショックを必要以上に深刻には捉えてないので、明るいトーンで語ってますw
アレルゲンと気づかずに「エビ」を食べる
これが私にとっての「アレルゲン」だったんですね〜
残念ながらその時私は『自分にアレルギーがある事』を知りませんでした。
だから何も考えずに「匕ャッホー!」ってな感じで喜んで食べてましたねw
通常アナフィラキシーショックであれば、「アレルゲン」接種後30分程度で症状が出るものなんですが、
私の場合「アレルゲン」を摂取した時点では何も起こりませんでした。
私のアナフィラキシーショックはチョット特殊なものだったようです。
私「食物依存性運動誘発アナフィラキシーショック持ち」=レアキャラでした
私のアナフィラキシーショックは「食物依存性運動誘発アナフィラキシーショック」でした。
ですよねw私もそう思いました。
食物依存性運動誘発アナフィラキシーショックとは、
以下の2つが合わさった時のみに発生するアナフィラキシーショックです。
- 特定のアレルゲン(食べ物)を摂取する
- 接種後2時間以内に運動をする
この食物依存性運動誘発アナフィラキシーショック、12,000人に一人程度の確率で発症するアレルギーらしいです(医師談)。
東京ドームの収容人数が55,000人ですから、満員の東京ドームに5〜6人しかいない位の確率!
これに気づいた時は「お!私レアキャラじゃん♪」と謎のお得感に包まれたのを覚えいていますw
体育の授業中にアナフィラキシーショックが起こる
給食でアレルゲンの「エビフライ」を食べた私は、5限の体育の授業中にアナフィラキシーショックを起こします。
その時の「行動」と「症状」はこんな感じでした。
- 体育の授業でマラソンを開始 → 2〜3分で息が苦しくなる
- 体育教師に状態を報告 → (多分サボりたいんだろうと思われ)「走れ!」の指示
- マラソン続行 → 2〜3分で息を吸うのがキツくなる
- 体育教師に「保健室に行く!と進言」 → (渋々)「保健室へ行け」の指示
- 保健室に向かう途中 → 息がほとんど吸えなくなり、体が動かず座り込む
- たまたま通りかかった先生に発見される → 意識失う
- 救急車で病院へ → 目を開けると医師と目が合う
- 医師から一言 → 「次エビフライ食べたら死んじゃうからね〜w」
体育教師への1回目の状態報告では「走れ!」の指示が出ました。普段の素行もあったかも知れませんねw
その後保健室へ向かう途中、自分が倒れる事なんて想像もしていなかったのはアホでした!
通りすがりの先生がいなかったら結構大変だったかも知れません(汗)
その後病院のベットで目覚めたときは、自分では何が起きたかわかりませんでした。
(実際には血圧低下・意識混濁が起きていてなかなか大変だったみたいですが・・・)
そんな状態で医師からこんな発言が。
(この方、目が笑ってない)
こんな状態でしたw
ここから細かくアナフィラキシーショックとはなんぞや・食物依存症運動誘アナフィラキシーショックとはなんぞやの説明を受けたんです。
今思えば、意識を取り戻した直後の中学生に
「次エビフライ食べたら死んじゃうからね〜w」
という発言を
「明日雨が降るかもね〜」
的なテンションで話す医師は、なかなかユーモアのセンスに溢れている人だったかも知れませんw
実際にアナフィラキシーショックを起こして学んだ事
私は、実際にアナフィラキシーショックを起こして学んだ事が4つあります。
それを皆さんにご紹介しますね。
- 『「自分に起こるはずがない」と思ってる事』って意外と起きる
- 知らないって怖い!少なくてもアレルゲン検査はしておくべき
- 体に異変を感じたら「大丈夫、大丈夫〜」は厳禁
- 少しでも可能性のある「アレルゲン」は摂取しないのが一番!
言葉足らずの部分もあると思うので、順番に説明していきますね。
『「自分に起こるはずがない」と思ってる事』って意外と起きる
私は、アナフィラキシーショックなんて「自分に起こるはずがない事」だと勝手に思ってました。
でも、実際はアナフィラキシーショックで倒れたわけです。。。
「起こるはずがない事」は意外と起きる!
これ身をもって実感しましたw
知らないって怖い!少なくてもアレルゲン検査はしておくべき
私は恥ずかしながら「自分にアレルギーがある」事を知らなかったんです。
倒れた後病院で血液検査を行ってもらい、初めて自分の「アレルゲン」が何だったかがわかった位w
アレルギーがあるかどうかは「血液検査・皮膚テスト」である程度わかるので、気づいた時に検査しておく事を強くオススメします。
最近では自分でアレルゲンをチェックする事ができる簡易測定キットもあるようです。
ただ、どちらも自分で採血(指先にチクン程度)自体は簡単なようですが、
その後検査キットを特定検査機関へ郵送して詳細を見てもらう方式。
チョット興味がある・自分で採血(指先にチクン程度)が怖くない方ならOKかも知れません。
病院でも「アレルゲン検査をしたい」と言えば、血液検査をしてくれるはずなので、お好きな方法でチェックする事をオススメします。
私のように、倒れてからじゃ遅いですからね〜w
体に異変を感じたら「大丈夫、大丈夫〜」は厳禁
これは普段の生活にも言えますが、「ん?なんか体がおかしいな〜」と思った時は要注意です。
特にアナフィラキシーショックを起こしたことがある人の場合、食後等にこんな症状を感じたらすぐに対処が必要です。
- 口の中がビリビリする
- 喉がイガイガする
- 耳の奥にかゆみを感じる
こんな些細な事でも、「あ、ヤバイかも!」と自分で感じることができれば様々な対処が取れますよね♪
何より自分が「コレ何!?!?」と焦らなくて良くなるのは大きいですよ!
少しでも可能性のある「アレルゲン」は摂取しないのが一番!
アレルゲンがなければアナフィラキシーショックは起こりませんから、「アレルゲン」を摂取しないのが一番の特効薬になるわけです。
そのためにも、『自分のアレルゲンが何なのか』は絶対にチェックしておくことをオススメします。
自分にはアレルギーが無いと思っている方でも、『「アレルゲンチェック」をしたらアレルギーがいっぱいあった!』なんてのはよく聞く話ですからw
コームズまとめ
- 私は「アレルゲン」と知らずにエビを食べ、+運動したらアナフィラキシーショックが起こった
- 私のアナフィラキシーショック症状は「呼吸困難・血圧低下・意識混濁」だった
- 『「自分に起こるはずがない」と思ってる事』って意外と起きる
- 「アレルゲン」の特定は超大事!病院での血液検査・簡易測定器でチェックが可能
いかがだったでしょうか。
自分の体の事って、分かっているようで意外とわかりませんよねw
私がアナフィラキシーショックを起こした時の「行動内容」と「症状」を見て、
と思ってもらい、皆さんが対処方法を考えるキッカケにしてもらえたら最高ですw
体は大事にしましょうね〜
最後まで読んでいただいてありがとうございました。それではまた。
[…] ということで、次回は私が実際にアナフィラキシーショックを体験した時の「症状」と「学んだ事」をご紹介したいと思います。 […]