青信号の色は「みどり」なのに何故青信号と言うのか?子供の疑問を解決!

青信号の色は「みどり」なのに何故青信号と言うのか?子供の疑問を解決!




皆さんこんにちわ、コームズです。

先日3歳になる息子とドライブ中、私が息子に

「青信号になったら動き出すからね〜」

と言うと息子は

「青じゃないよ?みどりだよ?」

、、、確かに!w 疑問に思ったお父さんは色々調べてみました。

という事で今回は【なぜ「みどり」なのに「青信号」というのか】を説明したいと思います。

青信号は「みどり」色で間違いない!

青信号は「みどり」色で間違いない!

青信号の色は、私の目がおかしくなければ「みどり」色です。

きっと皆さんにもそう見えますよね?w

ということは見た目の色は「みどり」です。

 

じゃあ、信号機を作るときの決まりでは何色になっているんでしょうか?

と思って調べるてみると、ちゃんと「緑・黄色・赤」なんですよ!

やっぱり信号の色は間違いなく 「みどり」だったわけなんですね~w

 

信号の色はCIE(国際照明委員会)によって「緑、黄色、赤」と決定され、これが世界標準となっています。

参考:JAFホームページ

 

息子よ、君の言うことは間違っていないよ!!

「みどり」なのに「青」信号というのは【朝日新聞】が原因だった!?

「みどり」なのに「青」信号というのは【朝日新聞】が原因だった!?

なぜ「みどり」なのに「青」信号というのか。その原因は【朝日新聞】でした

「え?意味わかんないんですけど?」

ですよねw ご安心してください。ちゃんと説明します♪

 

日本で最初の信号を【朝日新聞】が新聞に掲載した時・・・

日本で最初の信号は、1930年(昭和5年)3月、東京の日比谷交差点に設置されました。

これまでは「警察官の手信号なんかがメイン」だったそうなので、

それはもう話題になったんでしょうね~。

 

こんな話題を新聞社が逃すわけありませんから、当然記事にしてお届けしたようです。

その記事を書いた新聞記者が『みどりを「青」信号として紹介』したんですって!

 

情報のほどんとは新聞から発信されていた時代ですし、新聞全盛期ですから「青色」が浸透するのも早かったでしょう。

今のようにネットもありませんからね。

 

元々法律では「緑」と記載されていたんですが、世間に「青」として浸透してしまったもんだから

後から法律の記載を『信号の色は「みどり」から「青」へ変更』しているんですよ!

そこは負けないでほしかったな~。

 

【朝日新聞】の記者を責めないで!日本の文化も関係あり!

【朝日新聞】の記者を責めないで!日本の文化も関係あり!

「【朝日新聞】の記者が「青」と表現」して浸透したのは、

日本の独特な文化も関係があるんです。

 

日本では「みどり」の事を「青」と表現することがあります。

例えば「野菜が青々(あおあお)と実っている」は本当は「みどり」ですよね?

野菜が青だったらすっごく気持ち悪いし。

「青りんご」なんて絶対「みどり」じゃないですか!? ホントに青色のりんごだったら正直食べる気しませんw

 

この文化は、こんな昔々の日本語から来ているんです。

 奈良時代や平安時代、日本には色を表す形容詞が、「白し」、「赤し」、「青し」、「黒し」の4つしかなく、その4つの言葉で全ての色を表現しなければなりませんでした。

このため、この4つの形容詞は、現在の「白」、「赤」、「青」、「黒」よりも表現する色の範囲が広く、奈良時代や平安時代の「青」は、現在の緑色から紫色、灰色までを表す言葉になっていました。

出典:http://rikutu.com/riyuu/012/green-blue.html

 

いや4つって!w

とにかく一つの色が複数の役割を果たす事があるのは、こんな理由があったんですね~。

当時の新聞記者もこんな理由で「青色」としたんでしょう。

まあ分からなくはないから責めるのはやめてあげようw

 

「青」信号と言うのは日本だけ!?

「青」信号と言うのは日本だけ!?

「青」信号と言うのは日本だけですw

さっきお話したように、これは日本の文化が関係しているので、「日本の表現」なんですね~。

ちなみに、英語で青信号はgreen light(グリーンライト)と呼ばれるそうです。

 

実はこんな違いは日本だけではなく、ほかの国でもあるようです。

一部の海外では黄色信号の事を「Orange Light(オレンジライト)」や「AmberLight(こはく色)」

と表現する所もあるようですから、これはもう個性としてとらえた方が良いのかも知れません。

 

理由は分かった!じゃあそれ、子供になんて説明する!?

理由は分かった!じゃあそれ、子供になんて説明する!?

そうです!一番重要な部分はこれでしたね!!

今までの理由を3歳の息子に説明しても正直キツイw

子供にどう言って説明するかが私の課題なわけです、、、悩ましい。

 

色々考えた結果、

私の息子は「青りんごハイチュウが大好き」なので、パッケージを見せながらこんな話をしました。

 

私 「このハイチュウは何味だったっけ?」

息子「青りんご~」

 

私 「正解!じゃあこのリンゴ何色だと思う?」

息子「みどり~~~♪」

 

私 「正解!! あれ?『みどり』なのに『青』だね?」

息子「ほんとだ~!」

 

私 「あれ?青信号も青りんごと同じだね?『みどり』だけど『青』って言うもんね?」

息子「ほんとだ~~~!!」

 

私 「じゃあ信号の色は、青りんごの『青色』なんだね」

息子「うん。信号は『青りんご』色だね~♪」

 

『青』だけで『りんご』はいらないんだけどな~w

でも私の息子はこの話をした後『青信号』って言ってくれるようになりました♪

まあたまに間違えて「みど・・・青りん~・・青~~!!」ってことになりますけどw

 

コームズまとめ

 

  • 信号の色は「みどり」で間違いない。世界基準の決まり
  • 「青」信号というのは俗称のようなもの。日本の歴史や文化が反映されていた
  • 子供に説明する時は、子供の好きな物を使って説明するとGood

 

いかがだったでしょうか。

子供の質問って本気で向き合うと結構大変なことも多いですけど、その分勉強になりますよね。

私も今回色々調べて、初めて「海外では『青信号』を『green light』という」事を知りましたw

ひょっとすると、子供は【自分でも気づかない「知らない」を教えてくれる先生】なのかも知れませんね。

息子よ、これからもよろしく!

最後までよんでいただいてありがとうございました。それではまた。