皆さんこんにちわ、コームズです。
皆さんはこども食堂ってどんな所かご存知ですか?
私は恥ずかしながら全然知らなかったんです。
が、たまたまこども食堂の存在を知る機会があり、利用してきました。
今回は、富山県のこども食堂「オタヤ食堂」に心打たれたので記事にしてみようと思います。
目次
そもそも「こども食堂」って何?
私は正直この「こども食堂」活動自体もあまり知りませんでした。
実はたまたま子ども食堂の事を知る機会があって、調べてみました。
すると子ども食堂はこんな活動のことを言うそうです。
子ども食堂(こどもしょくどう)は、子どもやその親、および地域の人々に対し、無料または安価で栄養のある食事や温かな団らんを提供するための日本の社会活動。2010年代頃よりテレビなどマスメディアで多く報じられたことで動きが活発化し、孤食の解決、子どもと大人たちの繋がりや地域のコミュニティの連携の有効な手段として、日本各地で同様の運動が急増している。
出典:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E9%A3%9F%E5%A0%82
確かに一人の食事って正直楽しいものではありませんよね。
昔に比べて人間関係も希薄になってきている世の中です。
こういった活動で子どもやその親、地域の人々に繋がり・コミュニティーを
作る場を設けるのは非常にいいことだなと感心しました。
(その前にちゃんと知っとけと自分にツッコミいれましたw)
そして、私の一番の勘違いは「こども食堂=子供だけが利用できる」と思っていました。
前述でも触れましたが、これ違うんですよ!
子ども・その親・地域の方の集まれる食堂というのがベースなんですって。
つまりだれでもウェルカムというスタンスなんだそうです。
(今回私が実際に行ったオタヤこども食堂 職員さん談)
「オタヤこども食堂」ってどんな所?
今回私が実際に家族で利用してきた「オタヤこども食堂」がどんな所かをご紹介します。
オタヤこども食堂の概要
- 場 所:富山県高岡市にある百貨店「大和(だいわ)」の6階フードコート内
- 時 間:毎月第二・第四土曜日の12:00〜14:00
- メニュー :1種類(日によって変更)
- 料 金:子供・・・無料 / 大人・・・300円
高岡にある百貨店「大和」の6階は、
地元の人も意外と知らない人が多いフードコートが昔からあったんです。
しかしフードコートとは名ばかりで、机が何個か置いてあり、チャイルドスペースがあるだけでした。
要はご自由にどうぞのスペースですね。
ここのスペース半分程を利用して、オタヤこども食堂が開かれるんです。
たまたま私がチャイルドスペースを利用するために6階に行った時、
なんか片付けしてるな?→今日なんかあったんですか?→「こども食堂を開いてました」
→ん?子供食堂??
という感じでこども食堂の事を説明してもらい、是非来てくださいという言葉を鵜呑みにし、
今回行ってきたわけですw
実際に行ってきました
という事で実際にオタヤこども食堂に家族で行ってきました。
12:00〜ということだったので、12:00ピッタリに現地入りすると
こんな感じで人がいっぱい。
まずは受付
受付の方法は入り口で名前を言い、人数を言うだけ。
なぜならその日のメニューは1つだけだから!シンプルでいいですよね。
開始すぐには入れず、10〜15分程待ちました
行く時は12:00チョット前に受付をしておくとスムーズに入れると思います。
待っている時は横にチャイルドスペースがあるので、そこで子供を遊ばせながら
まっているのがgoodです。
そして、高岡周辺の知り合いがいっぱいいましたw
子供がいる方のネットワーク作りに一役買っているんだろうと改めて思いましたね。
入場〜ご飯登場
中に入ると、大小ありますが6〜8個程度のテーブルがあり、結構なグループ数が座っていました。
年配の方と子供連れが多かったように思います。
席につくと2〜3分でご飯が出てきましたね。
ちなみにこの日のメニューはみんなが大好き「カレー」でした。
子供が早く食べたいと手を出したのが写ってしまいましたw
このカレー、なんと高校生が作ってくれてるんですって!
それどころか調理・配膳・お世話全部を高校生が運営してたんです。
これにはチョット感動しました。
いざ実食
とはいうものの、子供も食べるものなので、味なんかは気になりますよね。
私が食べた感想は「子供が大好きなカレー」という感じ。おそらく子供が食べることをベースに
考えられているんだろうと思います。(大人・子供共に味付けは同じ)
スパイスと言うよりは、リンゴ・バナナ等のフルーツをふんだんに使ってフルーティーな甘み+
玉ねぎ・人参を形がほとんど残らないくらいまで煮込んだ野菜の旨みを上手にあわせたカレーでした。
そして上に乗っているカツは、写真のようにしっかり火が通っています
しかしながら口に入れると凄くやからかく、子供でも噛み切ることができるほどでした。
私は大人でも十分美味しいと思えるカレーだと思いました。
と言うか本当に凄い調理技術だと感心しました。
付け合わせもあり、栄養バランスを考えているんだろうな〜・・・ん??
私が1つ気になったのは、子供の飲み物がメロウイエローだったこと。
これって炭酸飲料なんです。「メニュー内のバランス感覚と大分ずれているな」「ひょっとしたら体にいいのか?」
と思い、聞いていみると
「今回は特別なんです。北陸コカ・コーラ様から差し入れがあったので」
なるほど、納得w だから明らかに色が違うと感じたのか〜
普段はフルーツのジュースなんかがドリンクでついてくるそうです。(大人はお茶でした)
そろそろ帰ろうかな〜と思っていると
席に近づいてきた高校生が「よろしいですか?」と一言。
なんだろう?と思っていると、
「あとからチャイルドコーナーで防災に関する読み聞かせをします。よかったら聞いていって下さい。」
とのこと。読み聞かせまでしてくれるのか!
読み聞かせを最後まで聞くと
防災に関する読み聞かせはクイズ形式になっているので、子供も楽しんでできるものでした。
最後まで読み聞かせを聞くとかわいいティッシュがもらえましたよ。
それと、申し込みをすると高校生が授業で作った防災袋が
次回オタヤこども食堂を利用した際にもらえるんですって。
どんだけすごいんだ高校生!
※注意点 子供がお腹いっぱいの状態でこの時間なので、結構眠くなってしまうかもしれません。
コームズまとめ
- オタヤこども食堂は地域のネットワーク作りや孤食解消に一役買っていると実感した
- 行くなら12:00少し前に入り、受付を済ましておくのがオススメ
- 子供に合わせた味付けで、料理のレベルは本当に高い!
- ほんとに高校生!?料理・接客・配膳のレベルは普通にお店レベル
いかがだったでしょうか。
オタヤこども食堂に実際に行ってきて、子供を持つ人のネットワーク作りや、孤食解消・高校生の技量UP等、様々な所に貢献していることが実感できました。
これは良い活動だと感じることも出来ましたし、やはり体験するのって大事ですね。
料理の献立は開催日によって違うので、毎回楽しみですよ。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
それではまた。