【立山黒部アルペンルート「雪の大谷」】「雨の日の風景・上手な過ごし方・持っていくべきもの」をまとめて紹介

【立山黒部アルペンルート「雪の大谷」】「雨の日の風景・上手な過ごし方・持っていくべきもの」をまとめて紹介




こんにちは、富山在住10年で2児の父 コームズ(@koumuzuch)です。

 

「雪の大谷」は、立山室堂付近を除雪してできた高さ20mに迫る巨大な雪の壁を見ることができる、富山県の観光名所の一つです♪

晴れていれば最高の絶景が広がるんですが、当日雨が降ってしまうこともあるんですよね〜

 

コームズ
実際私は家族で行った時に「これ、絶対降り止まないでしょ?」って位の雨に降られました・・・

 

そんな悪条件の中でも、精一杯「雪の大谷」を楽しんでやろう!

ってことで今回は、【立山黒部アルペンルート「雪の大谷」】「雨の日の風景・持っていくべきもの・上手な過ごし方」について書いていきます。

【立山黒部アルペンルート「雪の大谷」】雨の日の風景

「雪の大谷」に行く人の多くは、醍醐味だいごみの「絶景を見る・体感する・写真に収める」を目的にしてますよね?(実際私はそうでした)

その絶景の部分が「雨の日はどう映るのか」が気になりると思うので、紹介していきますね〜。

 

コームズ
バスの中からと、バスから降りた後とを分けて紹介します

 

【雨の日の「雪の大谷」】バスの中からの風景

まずは、「雪の大谷」に向かう途中、バスの中から見える絶景スポットでの一枚

▼本当だったらこの場所は「落差日本一の『称名滝』」が見えるらしいんですけど、、、

雨が降っていると「称名滝」は見えない
コームズ
ま、真っ白や〜

ここは雨の日だと全然見えなくて、添乗員さんも苦笑いでしたねww

 

「雪の大谷」に近づくにつれて、段々と雪の壁が高くなってきます。

▼青空は見えないけど、雪の壁の迫力が増してきました♪

「雪の大谷」に近づくと、雪の壁の迫力が増す

「雪の壁」はバスの中からでも見えて、テンションが上がりましたね〜。

 

50周年記念の今年は、通常道路2車線分を除雪するとろこを「開業当初の雪の大谷を再現して『一車線のみ除雪』」した区間が設けられていて、バスが雪に埋もれたような感覚が味わえましたヨ♪

▼両サイド全部が雪の壁

バスの両サイド全部が雪の壁

▼雪の壁は「バスが大丈夫!?位『ほぼゼロ距離!!』」雪の壁がほぼゼロ距離で楽しめる

 

コームズ
バスの中は暖かいし、青空は無いけど「雪の壁の迫力」は十分に味わえました♪

 

【雨の日の「雪の大谷」】バスから降りた後の風景

観光バスは室堂ターミナルに停車して、私達を降ろしてて一度下山します。ここから室堂に歩いて向かうことに。

▼室堂ターミナルの全景

 

室堂ターミナルの全景

雨が降る外に降りた瞬間「え!?寒っ!!!」それもそのはず、この時の外気温は0℃!!(もう5月なのに)

 

▼「暖かいバスの中が恋しいな~」って言ってるそばから走り去るバス。。。

「暖かいバスの中が恋しいな~」って言ってるそばから走り去るバス

 

室堂に向かって歩いていくと、シャーベット状の雪のカーペットがお出迎えしてくれます。

▼子供連れの人はこの部分滑りやすいので要注意です!

シャーベット状の雪のカーペットは滑りやすいから要注意
コームズ
室堂の中は後で紹介しますね

 

雪の大谷は1車線になっている手前まで、歩いて見に行けるようになっているので、私は意地になって歩いてきました!ちなみに、歩けるコースはこんな感じになっています。

▼歩けるコースの地図

雪の大谷 歩けるコースの地図
コームズ
コースの全長は約500mで、緩やかな坂の一本道になってます。行って戻ってくるだけなら「30分あればおつりが来る位」でした。

 

▼出発地点の室堂付近は雪の壁が少し低くなってます。

出発地点の雪の壁は少し低い

▼緩やかに下るコースの途中には「スノーカレンダー」があります。

雪のカレンダー
コームズ
「スノーカレンダー」は、雪が『いつ・どれくらい降ったか』が分かるようになってました♪

▼段々と高くなっていく雪の壁

段々と高くなる雪の壁

▼コースの最後で「雪の大谷」が一番高い場所へ到着。

コースの最後「雪の大谷」が一番高い場所

バスの中から見た「50年前の『雪の大谷』の姿」が、今度は外からも見えるってわけです♪

コームズ
すごい迫力で、たまに通るバスとの対比に目がおかしくなったような錯覚を起こしましたw

 

ここでコースは折り返しになり、室堂まで戻る緩やかな上り坂になります。上り坂の方が、より「雪の大谷」の高さが際立ちますよ♪

▼特に、地面スレスレから上に向けて撮影するとより迫力が出ます。

地面スレスレから雪の大谷を撮影した写真

▼写真に人と車が入ると「雪の大谷」のサイズ感が伝わりやすいですよね~。

人と車が入った雪の大谷の写真

 

散策は楽しかったんですが、写真には写らない「気温の低さ・雨・風」はかなり厄介でした~。

▼帰り道「あれ?遭難した人ってこんな感じなのかな?」って思う位でしたw

 

しっかり対策をしておかないと、後から体調を崩す原因になりそうです。

コームズ
対策方法は「雨の日に持っていくべきもの」でしっかりまとめておきますね!

 

「雪の大谷」雨の日の風景まとめ

ここで、雨の日の「雪の大谷」の風景に関して、ポイントをサクッとまとめておきますね♪

 

雨の日の「雪の大谷」の風景は・・・

  • 「雪の大谷」の迫力は十分味わえる
  • 人通りが少ないので、自分のペースで歩ける
  • 空の青さが無いので「パキッっとした写真」は撮れない
  • 「寒さ+雨+足元の悪さ」の対策が必須
  • 小学生以下の子供を連れて歩くのはハードモード

 

「雪の大谷」は、晴れていれば【「空の青さ」と「雪の壁」のコントラスト】がとても美しい「パキッとした風景」が撮れる場所なんですけど、曇りや雨だと空の青さが無い分どうしても「のっぺりした風景」になりますね。

▼晴れた日の「雪の大谷」

引用:立山黒部アルペンルート公式HPより

▼雨の日の「雪の大谷」

段々と高くなる雪の壁

 

それと「寒さ+雨+足元の悪さ」対策をしていないと、室堂の外に出る事すらしんどいです。(対策に関しては後からしっかり紹介します!)

ただ、対策をしても雪の大谷を「小学生以下の子供を連れて歩く」のはチョット難しいかも・・・

 

コームズ
雨の日に「小学生以下の子供」を連れている人には、後から紹介する「雪の回廊」がオススメですよ♪

 

【立山黒部アルペンルート「雪の大谷」】雨の日の服装・持っていくべきもの

ここからは、雨の日でも最大限【立山黒部アルペンルート「雪の大谷」】を楽しむために「雨の日の服装・持っていくべきもの」を紹介していきます。

コームズ
実際に雨の日の「雪の大谷」に行った私の『服装・持って行ったもの・持っていけばよかったもの』をまとめますね

 

雨の日の「雪の大谷」オススメの服装

雨の日の「雪の大谷」は、平地の気温との寒暖差が15度以上の日もあるので、快適に過ごす為に「真冬の服装」がオススメ!ただし「雪の大谷」に向かう間ほとんどがバスの中なので、体温調節ができるような服装がベストです♪

▼私の場合、「平地・バスの中」はこんな服装で行きました♪

雪の大谷 バスの中でのオススメの服装

平地・バスの中はこの服装で快適でしたよ~。

 

「平地・バス」服装のポイント

  • すぐに「着る・脱ぐ」が可能なように「ニット」着用
  • 雨・風の影響を受けづらいように「帽子」着用
  • パンツはユニクロの「防風素材パンツ」を着用

特に「防風素材パンツ」は平地・バスの中・雪の大谷全部で大活躍!欲を言えば、撥水機能も付いているこんなパンツだったら最高だと思います。

▼オススメの防風・防水パンツ

 

▼「雪の大谷」での服装はこんな感じです

雪の大谷 バスの中でのオススメの服装

▼足元はスノーブーツを着用

スノーブーツ

 

 

「雪の大谷」服装のポイント

  • アウターは「熱い・寒い」に対応しやすい「着脱式のダウン入り」
  • 足元の冷え・足場の悪さ対策に「スノーブーツ」を着用
  • 「防水の手袋」があるとより良い

 

着脱式のダウン入りアウターでなくても、軽くてコンパクトに持ち運べるインナーダウンがあると重宝します♪

▼インナーダウンのオススメはコレ

 

スノーブーツはホント大正解でした!逆にこれじゃなかったなら「雪の大谷」まで歩かなかったかもしれません。

▼スノーブーツのオススメはコレ

▼このスノーブーツの詳細を知りたい人はコチラからどうぞ

THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)のスノーブーツ「ヌプシブーティーウォータープルーフVI」レビュー

 

カメラ・子供の手を引いたり等、両手をフリーにしたいなら「レインコート」がオススメです。私は持って行かなかったのでメチャクチャ後悔しました!!

▼オススメのレインコート

コームズ
「雪の大谷」だけが目的なら、移動距離・時間も短いので「高いレインコートは必要ない」です。オススメは安くて普段も使えるレインコート!

 

雨の日の「雪の大谷」に持っていくべきもの

あまり荷物は多くしたくないけど、雨の日って色々かさばりますよね。だから私はこんな感じで持ち物を厳選しました♪

 

持っていって正解だったもの

  • バックパック
  • カメラ
  • 体温調節・濡れた時用の着替え(子供の分も)
  • 大きめのハンドタオル ※ あるとマジで重宝します
  • あめちゃん

 

持っていくべきだと気づいたもの

  • 丈夫・コンパクトな折り畳み傘
  • バックパック用の防水カバー

 

コームズ
それぞれポイントがあるので、しっかり伝えますね!

 

雨の日の「雪の大谷」に『持っていって正解だったもの』

私は家族で「雪の大谷」に行ったので、子供達の分も含めて「体温調節用の着替え・大きめのハンドタオル」を持っていきました。これがあると、安心感が違うんですよね♪

▼子供が多少はしゃごうが、「着替えがある」と思うとおおらかな気持ちで見てられますw

雪の大谷 体温調節・もしもの時の為の着替え

 

コームズ
大人が傘を持ってると、どうしても子供は濡れちゃうし、雨関係無しに走り回る事もあるからメチャクチャ重宝しますヨ♪

 

それと、子供と一緒に行くなら絶対に持っていきたいのが「あめちゃん」です!!

息子
なんで「あめちゃん」なん?

 

コームズ
それはね、「あめちゃん」を食べてると『自然に耳抜きができちゃうから』なんだよ〜

 

「雪の大谷」は標高2,450m地点なので、耳抜きができない子供達にとっては結構厳しい環境なんです。でも、あめちゃんを食べてると唾液だえきを飲み込むから自然に耳抜きができるんです♪

 

息子
飲み物飲んでも一緒だけど、すぐにおトイレ行きたくなっちゃうから「あめちゃん」が一番だね♪

 

雨の日の「雪の大谷」に『持っていくべきだと気づいたもの』

私は大きい傘を持っていったんですけど、正直かなり邪魔でした!「カッパはとりまわしが面倒」と思う人は、風がそれなりに吹いているので「丈夫な折り畳み傘」があれば便利だと思います。

▼オススメの折り畳み傘

息子
これなら普段も使えるし、雨が降るかどうか微妙な時でも「とりあえず持っておこう」でOKだね

 

あと、現地で旅慣れしてそうな人ほとんどが使っていたのが「バックパック用の防水カバー」でした!チョット見せてもらったら、シャンプーハットみたいに被せるだけでバックパックが濡れないし、見た目が思った以上にカッコいいんですよ!!

見せてくれたお兄さんが言うには、、、

お兄さん
バックパックって意外と完全防水のものは少ないんやわ。やから防水カバー被せてしっかりバックと中身を守ったるのは大事やな!

 

息子
カ、カッコえぇぇぇえ!!!

 

そのお兄さんが使ってたのがこのバックパック用の防水カバーでした。持ち運ぶ時はコンパクトだし、どんな旅にも連れていける相棒になりそう♪

 

【立山黒部アルペンルート「雪の大谷」】雨の日にオススメの過ごし方

「雪の大谷」に行くからには、たとえ雨だろうが楽しみたいですよね。ということで、実際に行った私が厳選した「雨の日にオススメの過ごし方」を紹介しておきますね♪

 

「雪の大谷」雨の日にオススメの過ごし方

  1. 室堂むろどう内の散策
  2. 立山自然保護センターの散策
  3. 雪の回廊かいろう散策
コームズ
それぞれどんな風に過ごすのか紹介していきますね〜♪

 

雨の日にオススメの過ごし方:室堂内の散策

室堂はアルペンルートで最大規模のレストランや休憩施設等が入ってる3階建ての施設です。外が雨ならまず散策したいスポットですヨ。

室堂内の主要散策スポット

・レストラン立山(2階)※軽食メイン

・ティーラウンジ りんどう(2階)

・お土産屋(1階・2階)

 

雨は降っててもお腹は空く!って事で私達家族は「レストラン立山」で食事をしましたよ♪

▼レストラン立山の入り口

レストラン立山の入り口

「レストラン立山」はアルペンルートで最大規模のレストランだけあって、店内は広々でした。奥には団体さんが入る部屋があるそうです。

▼レストラン立山の中は割と広め

レストラン立山の中は割と広め

価格は結構お高め。山の中価格って感じです。

▼レストラン立山のメニュー(一部反射で見づらくてすいません)

レストラン立山のメニュー

 

私はオーソドックスにカレーを注文。正直こだわりを感じるカレーではなく、いたって普通の味だと思います。だけどそんなカレーも山の中で食べるとなぜか美味しく感じるんですよね〜

▼なぜか美味しく感じられたカレー

なぜか美味しく感じたレストラン立山のカレー

 

子供連れが気になる「子供用のお皿・フォーク・スプーン」もバッチリ準備してあるので、ココらへんは安心です♪

▼子供用の食器も完備してました♪

レストラン立山は子ども用の食器も完備

 

ちなみに、お会計は電子マネーにも対応してました。

▼電子マネー対応はありがたいですよね〜

レストラン立山 会計は電子マネー対応

 

この後、私は子供たちとお土産屋さんを散策。長女は雷鳥ライチョウ(富山県の県鳥)の靴下と5分位にらめっこしてました〜

▼ちなみに、欲しくはないそうですw

ライチョウの靴下とにらめっこする長女

 

そこから「試しに3階の『展望テラス』行ってみよか〜」と軽いノリで移動したら、、、

▼真っ白。うん、コレ外出たらダメなやつだわ

雨の日の展望テラス 真っ白で何も見えない

 

コームズ
2時間の滞在中、ここまでで大体50分位経ってました〜

 

雨の日にオススメの過ごし方:立山自然保護センターの散策

室堂一階をバスターミナル方向に向けて歩くと、3階立ての建物「立山自然保護センター」があります。

ここは、室堂付近で見ることができる富山の県鳥「雷鳥」を主役に、立山を「ライチョウの国」とした架空のストーリーベースであたりの自然を紹介してくれるんです♪

▼立山自然保護センターの入り口

立山自然保護センターの入り口

▼中に入ると雷鳥のキャラクターがお出迎えしてくれます

立山自然保護センター 雷鳥のキャラクターがお出迎え

▼1階にはレクチャールームがあり、「ライチョウの国」での過ごし方等を映像で紹介

立山自然保護センター レクチャールーム

▼2階では「ライチョウサミット」が行われていました。

ライチョウサミット

色んな地域のライチョウが、サミット形式でそれぞれの特徴なんかを教えてくれます

 

他にも、立山の模型を使用して「現在地・各観光スポット」を教えてくれる展示がありました〜

▼立山の模型。現在地・各スポットが光る様になってました。

クオリティの高い立山の模型

▼近づいて写真を撮ると、かなりクオリティーが高い!

立山の模型はクオリティーが高い
コームズ
「室堂散策」+「立山自然保護センター散策」で大体1時間30分位経ってました

 

雨の日にオススメの過ごし方:雪の回廊 散策

立山自然保護センターの3階から、室堂へ帰れる道があるんですけど、そこに「雪の回廊」がありました。

息子
雪の回廊ってなに〜?
コームズ
『「雪の大谷」のミニチュア版』で、歩いていけるし写真撮影もしやすいオススメスポットだよ♪
※雪の回廊は完全屋外です。子供と一緒にゆっくり歩くと5〜10分位の道でした

▼立山自然保護センター3階から外に出ると、、、

立山自然保護センター3階の出口

▼こんな感じの屋外通路が通れるようになってます。

屋外通路

 

通路を進んだ所に「雪の回廊」が現れます。写真を撮るならココがオススメです♪

▼雨が小ぶりになれば子供でも結構楽に行けました

雪の回廊2

 

「雪の回廊」は、基本的に全部雪道になっているので、スノーブーツや長靴を装備してないとキツイですね。

▼雨が降っていると足元はより悪いので、子供と行くなら特に注意が必要です

スノーブーツ
コームズ
私達は何度も往復して、結局20分位滞在。最終的には迎えのバスに走って乗りに行った位「雨の日の雪の大谷」を満喫してしまいましたw」

 

コームズまとめ

今回は、【立山黒部アルペンルート「雪の大谷」】「雨の日の風景・上手な過ごし方・持っていくべきもの」について書きました。

 

雨の日の雪の大谷では「最高の写真」は撮れないかも知れませんが、装備を整えて上手に過ごせば「楽しい体験」をする事はできました。

 

コームズ
晴れた日に行けるのがもちろんベストですけど、しっかり持ち物と装備を整えれば、雨の日でも迎えのバスに走って乗りに行く位満喫できましたヨ♪

 

この記事が役に立ったら嬉しいです。最後まで読んでくれてありがとうございました。それではまた。