こんにちわ、ビビリ性過ぎて発煙筒の付け方を練習した男 コームズ(@koumuzuch)です。
この記事を見てるって事は「今すぐ発煙筒の使い方が知りたい状況」かも知れませんね!?
だから一番最初に【これだけ見れば「発煙筒の使い方」が分かる画像】を用意しました!!
▼発煙筒の使い方が分かるGIF画像
この記事では、意外と知らない発煙筒の使い方・決まりごと【使用時の注意点・有効期限・処分方法 等】を分かりやすく紹介します。
「有効年月日が過ぎた発煙筒でも車検は通るのか?」なんて疑問にもズバリ答えています♪心が落ち着いた人はゆっくり見ていって下さいね。
目次
発煙筒の「決まりごと」を分かりやすく紹介
発煙筒は「後ろの車に『トラブルが起きてますよ!』と知らせる為の道具」で、使う時に色々な「決まりごと」があるんです。
その中でも「主な決まりごと」はこの3つです。
発煙筒の決まりごと
- 使用する時の「設置場所・設置方法」
- 「使用できる発煙筒」が決まっている
- 「有効期限」を確認する事
発煙筒を使用する時の「設置場所・設置方法」
発煙筒を使用する時、設置場所は「車の50m以上後ろが基本」になっています。結構遠いですよね〜。
設置しに行く時は、ガードレールの外側に出て、安全を確保しながら移動するのがGoodですよ♪
発煙筒は簡単には消えないので、ガードレールの外側からポイッで大丈夫です!
▼実際にポイッしても消えないことは確認済み
ただし、完全に水の中に入れてしまうと消えるので注意です!
▼バケツに張った水の中に入れたら消えました
発煙筒を使用する時の「注意点」
燃料漏れがある場合「発煙筒の使用は禁止」されています。(引火してしまうので)
使用できる発煙筒の種類
実は発煙筒には2種類あるんです!どちらとも発煙筒として使用が可能です。
1つは、マッチの要領で使用する火薬式発煙筒。もう一つは懐中電灯の容量で使用するLED式の発煙筒です。
どちらもメリット・デメリットがありますから、自分に合ったものを選びたいですね♪
▼火薬式発煙筒
▼LED式発煙筒
火薬式発煙筒とLED式発煙筒のメリット・デメリットはこちらのページでまとめておきますので、参考にしてみて下さい。
発煙筒には「有効期限」がある
火薬式発煙筒の有効期限は「製造してから4年」とJIS※(日本工業規格)で決められているんです。
有効年月=使用期限と決められているので、期限が切れた発煙筒は新しい発煙筒に交換するようにするのがベストです!
【JIS(日本工業規格)とは?】
モノを作る時に、大きさ・重さ・品質等をある程ルールを度統一して、安全で便利なモノ作りをしましょうよ。という日本の規格です。
JISの認証を得る=国の登録機関から厳しい審査を受けた「安全な製品」という事になります。
発煙筒の有効期限を気にしていない人が多いのは、車検の時にディーラーさんが交換している場合が多いからです(しっかりお金は取られてますけど!)
でも実は、発煙筒の有効年月が切れていたとしても、車検は通っちゃうんですw
車検時の発煙筒チェック項目は【『道路運送車両法でJIS規格に適合する性能の「非常信号用具」の装備が義務付けられている』】となってるんです。
簡単に言うと、【JIS規格に通った発煙筒が車の中にある?】という項目をクリアすれば良いだけなんですよw
ただし!有効期限が切れた発煙筒は「万が一の時につかない場合がある」ので、期限が切れたら交換するのをおススメします。
あんまり高いものじゃないですしね~。
「発煙筒の使い方」を詳しく紹介
最初に画像で「発煙筒」の使い方を紹介しましたが、ココからはもう少し詳しく使用方法を紹介してい来ますね♪
※今回使用した発煙筒は、【有効年月が切れてから2ヶ月以上が経過した火薬式発煙筒】です。「有効期限切れでも使用可能か?」の検証も同時にしてました。
まず、発煙筒の使用方法は、発煙筒の外装に図入りの説明がされていました。
この発煙筒の外装から、中身を引っ張り出すとこんな感じになります。
中身の先端は、こんな形になっていて、外装の天面にある「すり薬」とこするとマッチの要領で着火します♪
▼発煙筒の中身 先端
▼発煙筒の外装 天面
▼「発煙筒の中身 先端」と「外装天面」をこする
【有効年月が切れてから2ヶ月以上が経過した火薬式発煙筒】でも、ご紹介した通りの手順で無事着火しました♪
ちなみに、使用した後の先端部分を見るとこんな感じになっていました
燃えてる途中で「水の中へ突っ込んでも消えないか」を検証してたんですが、見事に消えましたw
発煙筒が燃えている時間はどれくら?
発煙筒を着火してから消えるまでの「燃焼時間」は、5分~6分位でした。(JIS(日本工業規格JIS D5711)で燃焼時間5分以上と決められてます。)
発煙筒使用時は「着火前の水濡れに要注意」
実際に使用して「発煙筒使用時に注意するべきポイント」が分かりました!それは「着火前の水濡れ」です。
一度火がついた発煙筒は、多少の雨では消えません。(霧吹きを吹きかけまくって確認しました)
でも、
着火前に水濡れしてしまった場合、着火できなかったんです!
使用する時に強い雨が降っている場合、着火させること・長時間燃焼させる事は難しいと思います。
こういう事を考えると、雨の時でも安心して使える「LED式の発煙筒」は優秀ですよね。
発煙筒の処分方法
私は、実際に発煙筒を使用した後にこんなことに気づきました。
という事で色々調べてみた結果、発煙筒の処分方法は「使用済みの場合」と「未使用の場合」で処分方法が違う事が分かりました。
使用済み発煙筒の処分方法
発煙筒が使用済みの場合、「燃えるゴミ」として住んでいる市区町村の規則に従い処分する事が出来ます。
未使用の発煙筒の処分方法
未使用の発煙筒の場合、燃えるゴミ・燃えないゴミ、どちらとしても捨てられません。
細かい仕組みを説明すると、日本保安炎筒工業会という『発煙筒の製造会社』が構成している所で行っている「自動車用緊急保安炎筒」回収システムを使い、未使用発煙筒の適正リサイクルと処分を行います。
参考:日本保安炎筒工業会HP http://safety-flare.jp/
コームズのまとめ
- 発煙筒の設置場所は「車の50m以上後ろ」が基本
- 発煙筒は火薬式・LED式の2種類が使用可能
- 発煙筒の有効期限は車検とは関係なし(変えておくのがBest)
- 火薬式発煙筒の燃焼時間は5〜6分
- 着火は簡単。着火させた後は多少の雨も問題なし
- 着火させる前の水濡れは厳禁
- 私の場合、有効期限が切れた火薬式発煙筒でも使用することはできた
- 火薬式発煙筒の処分方法は使用済・未使用で異なる
発煙筒は、使用方法さえ分かれば誰でも使えそうですよね♪練習しておけば、いざという時でもアタフタせずに済みそうです。
ちなみに、使用期限が過ぎた発煙筒も、車内に保管しておくと良いと思います。
1本の燃焼時間は約5分なので、もしも事故が起きた時、長時間使用できるようにとっておくのもおすすめです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。それではまた。
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