【Windows版】iPhoneのバックアップ先をPCではなく外付けHDDに設定する方法

【Windows版】iPhoneのバックアップ先をPCではなく外付けHDDに設定する方法




こんにちわ。iphoneをこよなく愛する男 コームズ(@koumuzuch)です。

 

色んなことに使用するiphone。PC本体にiphoneのバックアップをとると、かなり容量を取られちゃいますよね~。

そんな悩みを解決する為に、今回は【Windows版】「iPhoneのバックアップ先をPCではなく直接HDDにする方法」をご紹介します♪

 

コームズ

この記事を見れば、Windows PCでiPhoneのバックアップを取る時、データの保存先を自動で外付けHDD(SSD)にしてくれるようになりますヨ♪

 

Macをお使いの方はこちらを参考にしてみて下さい。

iPhoneのバックアップ先をPCではなく外付けHDDに設定する方法

2018年2月13日

 

【Windows版】iphoneのバックアップを直接「外付けHDD(SSD)」に作成する為に必要な事

Windows PC で、iPhoneのバックアップデータを「直接外付けHDD(SSD)へ作成」する為に必要な事は、実はそんなに多くありません。

実際に必要になる作業や知識はこの3つだけです!

 

 

バックアップ先変更に必要な事

  • 今のiPhoneバックアップデータがある場所を知る
  • コマンドプロンプト(Windows PCをコマンド操作する窓口)の使用
  • バックアップデータを保存する外付けHDD(SSD)

 

息子
「バックアップデータがある場所?」「コマンド操作?」わかんない!無理だ~

 

コームズ
大丈夫!この記事を見れば全部分かるし、コードなんてコピペでOKだよ♪

 

そう!この記事でiphoneのバックアップを直接「外付けHDD(SSD)」に設定する方法を順を追って説明するので、見ながら同じ事をするだけでOKです♪

私のようなズボラ人間でもできた位なので、ご安心ください!!

 

外付けのHDD(SSD)を持っていない人の為に、オススメの外付けHDD「ハードディスクドライブ」(SSD)をまとめておきますね♪

 

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設定一緒に頑張っていきましょう♪

 

【Windows版】iphoneのバックアップを直接「外付けHDD(SSD)」に作成する方法

それではここから【WindowsのPCでiphoneのバックアップを直接「外付けHDD(SSD)」に設定する方法】を紹介します。

順を追って説明していきますので、ご安心下さい♪

 

1. PCで「iPhoneのバックアップデータがあるフォルダ」を開く

まず最初に、今「iPhoneのバックアップデータがあるフォルダ」を開きます。

 

息子
ねぇ!「iPhoneバックアップデータがあるフォルダ」ってどこ!?

 

コームズ
分かりづらいよね。「隠しフォルダ」になってる場合もあるから、一瞬でフォルダーを表示させる方法を紹介するね♪

 

まずはPCを立ち上げた最初の画面にある、「Windows検索バー」をクリックします。

▼「Windows検索バーの場所」

Windows検索バーの場所-説明画像

 

クリックしたら「Windows検索バー」に以下のワードを入力します。

検索バーに入れるワード
%MobileSync%

 

▼検索バーへ入力。

Windows検索バーへ%MobileSync%と入力⁻説明画像

 

これで「MobileSync」というフォルダーがみつかるので、クリックして開きます。

▼「MobileSync」というフォルダーを開いた状態

「MobileSync」というフォルダーを開いた状態-説明画像

 

コームズ
中にある「Backup」というフォルダーが、【今「iPhoneバックアップデータがあるフォルダ」】だよ♪

 

息子
意外と簡単に見つかったね♪

 

2.「iPhoneのバックアップデータがあるフォルダ」をコピーする

続いて、さっき見つけた「Backup」(iPhoneのバックアップデータがあるフォルダ)を、別の場所へコピーします。

 

息子
え?なんでコピーするの?

 

コームズ
実はこのファイル、後で削除するんだ。念のためデータをコピーしておこう!場所はデスクトップ等、どこでもOKだよ
「Backup」をデスクトップへコピー-説明画像

iPhoneのバックアップデータ容量にもよりますが、このコピーは少し時間がかかるかもしれません。

 

 

ファイルのコピーが完了したら、フォルダーを一度最小化しておいてください。(後で使います)

▼フォルダーを最小化

MobileSyncフォルダーを最小化-説明画像

 

3. 外付けHDD(SSD)を接続してフォルダを作成

次に、持っている外付けHDD(SSD)をPCに接続して、フォルダを作成します。

▼HDDへフォルダを作成

HDDへフォルダを作成-説明画像

 

ここで大切なことが一つ!作成したフォルダの名前は、必ず「Backup」にして下さい。

フォルダの名前は必ず「Backup」-説明画像
重要ポイント

作成するフォルダの名前は「Backup」にする

 

この「Backup」というフォルダが、全工程完了した時に「iPhoneを接続したときに自動で直接バックアップデータが作られる場所」になるんです。

 

でもってこの「Backup」フォルダーも、最小化しておいてください。(後で使います。)

HDDのフォルダを最小化⁻説明画像

 

4. コマンドプロンプトを起動する

コマンドプロンプトは、【Windows PCを「コマンド」という言葉で操作する窓口】みたいなものです♪

 

▼コマンドプロンプト画面

コマンドプロンプト画面-写真

 

息子
へ~、でもこんなんどうやって起動するん?!

 

コームズ
普段あまり使う事がない人も多いもんね。起動方法はこんな感じだよ♪

 

コマンドプロンプトの起動方法

「Windows検索バー」をクリックして、①「cmd」と入力②「管理者として実行」します。

▼写真

コマンドプロンプトを管理者として実行

※上の画面で、【Ctrl + Shift + Enter】を押しても「コマンドプロンプト」を「管理者として実行」できますよ〜

 

コームズ
「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」というポップアップが出てくるので、「はい」を選択してOKです♪

▼「管理者として実行」

「管理者として実行」ポップアップ⁻写真

 

すると、コマンドプロンプトが表示されますよ♪

▼コマンドプロンプト画面

コマンドプロンプト-写真

 

5. コマンドプロンプトに「コマンド入力」する

先ほど開いたコマンドプロンプトに「コマンド入力」していきます。

今から入力するコマンドを日本語にするとこんな感じになります。

 

  1. 今のiPhoneバックアップデータがある場所はココだよ
  2. 次からこのバックアップデータを外付けHDD(SSD)に作ってね

 

 

コマンドプロンプト操作の注意点

Enterキー=コマンドの実行 になるので、Enterキーは最後まで押さないようにして下さい。

 

それでは、まずは以下の「」(かっこ)の中にあるコードを、コマンドプロンプトに入れてみて下さい。

 

入力するコード「mklink /d “」

※dの後ろには半角スペースがあります。

 

▼コードを入力した状態

コマンドプロンプト-mklink /d "

 

コードを入力し終わったら、【工程2.「iPhoneバックアップデータがあるフォルダ」をコピーする】で最小化しておいた、「今のiPhoneバックアップデータがあるフォルダ」を再度表示します。

 

▼「今のiPhoneバックアップデータがあるフォルダ」

「今のiPhoneバックアップデータがあるフォルダ」-説明画像

 

この中にある「Backup」というフォルダーをコマンドプロンプトへドラック&ドロップしちゃいましょう♪

▼ドラック&ドロップ写真

「Backup」フォルダーをコマンドプロンプトへドラック&ドロップ-説明写真

 

コームズ
ちなみに、「ドラック&ドロップができないんだけど!?」という人は、以下の対処法でクリアできますよ

 

 

ドラック&ドロップができない時の対処方法①一度コマンドプロンプトを閉じ、「通常権限」で再度コマンドプロンプトを開く

▼ココから開く

通常権限でコマンドプロンプトを開く方法を画像解説

 

②「通常権限」で開いたコマンドプロンプトに「Backup」フォルダーをドラック&ドロップ

▼ドラック&ドロップ

「Backup」フォルダーをコマンドプロンプトへドラック&ドロップ-説明写真

 

③場所がコード表示できるので、下線部をコピー

▼下線部

場所をコード表示-説明画像
下線部 = ”C:Users¥ユーザー名¥Apple¥MobileSync¥Backup

 

④再びコマンドプロンプトを「管理者として実行」し、「mklink /d “」を入力。入力後、先程コピーした場所のコードをペーストする。

▼管理者として実行

 

コマンドプロンプトを管理者として実行

 

 

 

▼場所をコード表示

場所をコード表示-説明画像
息子
今のバックアップデータがある場所をコマンドプロンプトにコード表示できた!

 

コマンドプロンプトにファイルの場所が表示できたら、今の「Backup」フォルダーを削除しちゃいます。

▼「Backup」フォルダーを削除

「Backup」フォルダーを削除-説明画像

 

息子
削除しなきゃダメ?

 

コームズ
ダメ!ここで削除しないと「コマンドプロンプト」での作業でエラーが出ちゃうから注意してね

 

フォルダーが削除できたらコマンドプロンプトに戻り、以下の「」内にあるコードを入力します。

 

入力するコード「” ”」

※ ”(ダブルクォーテーション)の間に半角スペースがいます。

 

入力するとこんな感じで「Backup」フォルダーの場所が”(ダブルクォーテーション)で囲まれ、半角スペースが開いて”(ダブルクォーテーション)がある状態になります。

▼写真

コマンドプロンプトへのコマンド入力-説明画像

 

今度は外付けHDD(SSD)に作っておいた「Backup」フォルダーを表示させ、コマンドプロンプトにドラック&ドロップ!

▼写真

付けHDD(SSD)に作っておいた「Backup」フォルダーをコマンドプロンプトへドラック&ドロップ⁻説明画像

 

すると、外付けHDD(SSD)の「Backup」フォルダーの場所がコマンドプロンプトにコードで表示されます。

▼写真

フォルダーの場所がコード表示される⁻説明画像

 

場所がコード表示されたら、この「」(かっこ内)のコードを入力します。

 

入力するコード「”」

▼コードを入力

コマンドプロンプトへ”を入力-説明画像

 

最後にEnterキーを押してコマンドを実行しちゃいましょう!

問題が無ければ、コマンドプロンプトに「シンボリックリンクが作成されました」と表示されます。これが確認できればコマンドプロンプトでの作業は完了です♪

▼作業が完了した画面

コマンドプロンプトに「シンボリックリンクが作成されました」と表示される-写真

 

シンボリックリンクとは?

内容が無いフォルダ=ショートカットアイコンのようなもの。

シンボリックリンク自体にデータが存在しないので、容量は0(無し)です。

 

息子
やったー!!おわったー!!

 

コームズ
お疲れ様!これで次にiPhoneのバックアップを取る時は、HDDへ直接データが作成されるよ♪

 

6. コマンドが正しく反映されているか確認する

ここまでお疲れさまでした♪もう一息なので、一緒に頑張りましょう!

ここからは、コマンドプロンプトでの作業が正しく反映されているかの確認作業です。

※HDD(SSD)を接続した状態で行ってください

 

では、「Windows検索バー」に以下を入力してみて下さい。

 

検索バーに入れるワード
%MobileSync%

 

出てきたフォルダーを開くと、こんな画面になると思います。

▼「MibileSync」フォルダーの中

「MibileSync」フォルダーの中-説明画像

 

息子
ん?これって確か「iPhoneのバックアップデータがあるフォルダ」を開くワードだよね?確か「Backup」ってフォルダはさっき消したはず。。。

 

コームズ
「Backup」にショートカットみたいなマークが付いているでしょ?これがシンボリックリンクってヤツなんだよ♪
シンボリックリンク外観-説明画像

 

この「Backup」のシンボリックリンクフォルダーを右クリックしてプロパティを表示させてみて下さい。

▼写真

シンボリックリンクのプロパティを開く手順-説明画像

 

プロパティを表示すると、この「Backup」フォルダーのリンク先が見れます。

このリンク先が外付けHDD(SSD)の場所になっていればOKです♪

▼リンク先を確認

Backupフォルダのリンク先-説明画像

 

一応説明すると、iTunesでiPhoneのバックアップを作成すると、【PC内の「Backup」フォルダーのシンボリックリンク】を通り抜け、【外付けHDD(SSD)の「Backup」フォルダー】にバックアップが作成されるという仕組みです♪

 

息子
ふーん・・・。とにかく出来たんでしょ?

 

コームズ
そういう事!次回からiTunesでiPhoneのバックアップを取ると、自動的に外付けHDD(SSD)にデータが作成されるようになったよ♪

 

【Windows版】iphoneのバックアップを直接「外付けHDD(SSD)」に作成する方法の『注意点』

今回紹介したiPhoneのバックアップを直接「外付けHDD(SSD)」に作成する方法には、1つ大きな注意点があります。

それがこちら。

 

重要な注意点iPhoneをバックアップする時、外付けHDD(SSD)を接続しないとエラーになる

 

【外付けHDD(SSD)にバックアップデータを作成する設定】にしたので、PCからしたら「え?バックアップ作る場所無いんだけど?」となって、エラーが発生してしまいます。

つまり、この設定をした場合、iPhoneをバックアップする時は必ずHDD(SSD)が必要って事ですね~。

 

コームズ
私の場合、iPhoneをバックアップする時はHDDがある自宅でしか行わないので、問題はありませんでした

 

iPhoneのバックアップ先を元に戻す方法

iPhoneのバックアップ先をHDD(SSD)にしたものの、戻し方が分からないと不安ですよね。

という事で、通常通りのバックアップ方法に戻す方法もご紹介しておきますね。

 

まずは「Windows検索バー」に以下を入力してください。

検索バーに入れるワード
%MobileSync%
Windows検索バーへ%MobileSync%と入力-説明画像

 

このフォルダーを開くと、【「Backup」フォルダーのシンボリックリンク】が出てきます。

 

▼【「Backup」フォルダーのシンボリックリンク】

「Backup」フォルダーのシンボリックリンクを削除-説明画像

 

この、シンボリックリックを削除するだけでOKです。

 

次回以降は通常のバックアップとなり、PC内にバックアップデータが作成されますよ♪

 

息子
これで何が起きても安心だね♪

 

 

コームズまとめ

今回は【Windows版】「iPhoneのバックアップ先をPCではなく直接HDDにする方法」について書きました。

 

iPhoneのデータを外付けHDD(SSD)へ直接バックアップすれば、PC内の容量を気にする必要が無いからストレスフリーです♪

一度設定してしまえば、PCの容量不足を一気に解消できるのでオススメです♪

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。それではまた。