【雲台とは?】「機能・種類」と「失敗しない選び方」を徹底解説

【雲台とは?】「機能・種類」と「失敗しない選び方」を徹底解説




子供・風景・スナップ等、写真を撮るのが大好きなα7Ⅲユーザー コームズ(@koumuzuch)です。

 

写真を撮り始めてしばらくすると、「カメラ用の三脚が欲しな~」って思い始めません?私は欲しくなりましたw

でもそこで気になるワードが出てくるわけです。。。

 

コームズ
「雲台(うんだい)」って何!?!?

 

以前の私はこんな感じでしたw

という事で今回は、【雲台とは何か?「機能・種類・失敗しない選び方の解説」】を分かりやすく記事にします!

 

コームズ

雲台を理解して、一緒に楽しいカメラライフを送りましょう♪

 

雲台(うんだい)とは何か?

カメラ三脚を購入しようとすると、必ず付いて回るのが「雲台(うんだい)」という聞きなれない言葉ですよね?

雲台とは、簡単に言うと「三脚とカメラをつなぐアクセサリー」です。

 

▼三脚・雲台・カメラ

三脚・雲台・カメラの関係性

 

息子

カメラって三脚に直接つけるんじゃないんだ!?

 

コームズ

そうなんだよ!基本的に「三脚+雲台+カメラ」で使用するよ♪

雲台の役割は、「カメラの傾き・方向を簡単に変える事」なんだ~。

 

仮にカメラを三脚に直接取り付けた場合、「その場でカメラに映るもの」しか撮れませんよね。

少し角度を変えて撮影しようとすると、三脚ごと移動しなきゃいけなくてメチャクチャ大変です。

▼イメージ

画像-三脚にカメラを直接取り付けた場合の不便さを説明

 

でも、雲台があれば三脚を動かさなくても「カメラの傾き・方向を簡単に変えられる」わけですよ♪

▼イメージ

自由雲台の動き方
コームズ
つまり、雲台は「三脚での撮影を楽にしてくれる便利アイテム」って事ですね~

 

雲台(うんだい)の「種類と特徴」

息子
なんか雲台って色んな種類があるみたいなんだけど、何が違うの?

 

コームズ

基本的に「取り付けカメラの動かし方」が違ってくるよ。

「代表的な雲台の種類と特徴」を紹介しておくね♪

 

 

代表的な「雲台の種類」

  • 3WAY雲台
  • 2WAY雲台(別名:ビデオ雲台)
  • 自由雲台

それぞれの雲台に特徴があるので、種類ごとに一つずつ紹介していきますね。

 

3WAY雲台の特徴

3WAY雲台は、「上下・左右・傾き」の3方向へ自由に動かせる雲台です。

こんな形で2ハンドルが2つ付いていて、1方向ずつ微調整ができるのが特徴なんです。

▼3WAY雲台

3WAY雲台

3WAY雲台のメリット

  • 3方向が独立して動いて「精度の高い微調整ができる」
  • 水平がとりやすい

3WAY雲台のデメリット

  • 雲台のサイズが大きい
  • 調整に時間がかかり、素早い操作が苦手

 

コームズ

3WAY雲台は「時間に余裕のある室内の撮影」や「水平をバチっと出したい風景写真」なんかにオススメって事ですね。

 

2WAY雲台(ビデオ雲台)の特徴

2WAY雲台は、別名ビデオ雲台と呼ばれ「上下・左右」の2方向へ自由に動かせる雲台です。

3WAY雲台とは違い、調整は1つのハンドルで行います。

しっかり調整はしつつ、3WAY雲台に比べて操作に時間がかからないのが特徴の雲台です。

▼2WAY雲台

2WAY雲台

2WAY雲台のメリット

  • 3WAY雲台より早く操作できる
  • 傾きが嫌われる「動画撮影」に最適

2WAY雲台のデメリット

  • 雲台・ハンドルのサイズが大きい
  • 傾きの調整はできない

 

コームズ

2WAY雲台はパッと動かしたいけど水平はキープしたい「シャッターチャンスが少ない風景写真」や「運動会の撮影」なんかにオススメです。

 

自由雲台の特徴

自由雲台は、名前の通り「自由に」カメラの方向を動かせる雲台です。

雲台の根本がボールになっているので、3WAY・2WAY雲台のように動かせる方向が決まっていないんですよ!だから自由度はピカイチ♪

特徴は調整のしやすさ・固定までの速さですね~。

▼自由雲台

自由雲台

自由雲台のメリット

  • 3WAY雲台よりさらに自由に調整ができる
  • 調整から固定まで素早い動きができる
  • 雲台のサイズが小さく、持ち運びに便利

自由雲台のデメリット

  • 微調整は少し苦手

 

コームズ
自由雲台はどんな撮影シーンにもある程度答えてくれる万能型です。「サクッと構図を決めたい」「こまめに構図を変えたい」って人には特にピッタリですよ♪

 

失敗しない雲台の選び方

雲台を購入してから「失敗した~!」とならないために、私が考える「失敗しない雲台選びのチェックポイント」を紹介しておきますね♪

 

コームズ
雲台選びでチェックするべき項目をまとめるとこうなります

 

雲台を選ぶ時のチェックポイント

  • カメラと雲台の「取り付け方法」
  • 雲台の「耐荷重」
  • 雲台が「調整できる角度」

それそれ個別の項目で説明しますね♪

 

カメラと雲台の「取り付け方法」

1つ目のチェックポイントは、カメラと雲台の「取り付け方法」です。

 

息子

「カメラと雲台の取り付け方法」って1つじゃないの?

 

コームズ

そうなんだよ!基本的には「雲台に直接取り付ける方式」と「クイックリリースプレートに取り付ける方式」の2種類に分かれてるんだ~

 

▼雲台に直接取り付ける方式

雲台「カメラを雲台に直接取り付ける方式」

▼クイックリリースプレートに取り付ける方式

雲台「クイックリリースプレートにカメラを取り付ける方式」

 

雲台に直接取り付けるメリットは「安定感が抜群」デメリットは「取り回しが面倒」です。

クイックリリースプレートに取り付けるメリットは「取り回しが楽」デメリットは「安定感は直接取り付ける方法に勝てない」となります。

 

 

コームズ

私は「クイックリリースプレートに取り付ける方式」がオススメです。

実際に使用していて、安定感が悪いと感じた事はありませんから♪

 

雲台の「耐荷重」

2つ目のチェックポイントは「雲台の耐荷重」です。

雲台を選ぶ時には、自分の持っている「カメラ+レンズの重量」が雲台の耐荷重に収まるように選ぶ必要があります。

 

息子
じゃあ、今持っているカメラの重量に合わせて買えばいいの?
コームズ
半分正解かな。大事なのは「将来買うかもしれないレンズ(望遠等)」を考えて、一番重い重量で計算する事だよ♪
息子
そっか!そしたら何個も雲台を買う必要ないもんね!!

 

私の場合、カメラが「SONYのα7Ⅲ(総重量:約650g)」と、「SONY純正で一番重いレンズSEL600F40GM(重量:3,040g)」で計算しました。

トータル4kgを超えない事が分かったので、私は耐荷重4kgの雲台を購入しました。

 

コームズ
私がこのレンズを買う事は多分無ありませんw

でも、一番重い組み合わせで計算をしておけば、万が一欲しくなった時にも対応できますからね♪

 

雲台が「調整できる角度」

3つ目のチェックポイントは「雲台が調整できる角度」を事前に確認しておく事です。

「雲台の種類と特徴」でふれましたが、3WAY・2WAY・自由雲台で調整できる角度は違うんでしたよね♪

 

雲台が調整できる角度

  • 3WAY雲台:上下・左右・傾き
  • 2WAY雲台:上下・左右
  • 自由雲台:自由!

 

コームズ

「時間をかけてもバッチリ構図を微調整したい人」は『3WAY雲台・2WAY雲台』、「撮影時の操作性・自由な構図を重視する人」は『自由雲台』がオススメです♪

 

それぞれの雲台の調整できる角度をバッチリ知っておけば、後から失敗した~!なんて事もなくなりますよ♪

 

コームズまとめ

今回は【雲台とは何か?「機能・種類・失敗しない選び方の解説」】を記事にしました。

三脚とセットで使用する「雲台」は、重要なパーツなのでしっかり理解して選びたいですよね。

 

コームズ
撮影する人によって「良い雲台」・「撮影スタイルに合う雲台」は変わると思うので、『失敗しない選び方』を参考に【自分にとってベストな雲台】を探しましょう♪

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。それではまた。